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最終更新日:2026年4月
この記事のポイント
・シンメルはドイツ国内生産台数No.1の名門メーカー。欧州では確固たる地位
・日本での知名度が低いため、ヤマハ・カワイ専門業者では適正評価されにくい
・ランプ付き・木目の112Bなど独自モデルは特に需要が高い
・現在の主要株主は中国・パールリバーピアノグループ(現役メーカー)
ヴィルヘルム・シンメル・ピアノフォルテファブリック(Wilhelm Schimmel Pianofortefabrik)GmbH、通称シンメルはドイツのピアノ製造会社です。生産数が多く、ドイツ最大のピアノメーカーです。
1885年、家具職人であったヴィルヘルム・シンメルによりライプツィヒ(ドイツ)で創業しました。卓越した設計・製造技術でシンメル社は短期間で成長し、1898年には2,500台のピアノを製造し翌年にザクセン=ヴァイマル=アイゼナハ大公国、1909年にはルーマニア国の宮廷御用達ピアノに認定されるとともに年間1万台を超えるピアノを生産するまでになりました。
| 項目 | 詳細 |
| 創業 | 1885年(ドイツ・ライプツィヒ) |
| 本拠地 | ブラウンシュヴァイク(ドイツ) |
| 称号 | ワイマール大公国・ルーマニア国 宮廷御用達(1909年) |
| ドイツ国内での位置づけ | ドイツ国内生産台数No.1 |
| 音色の特徴 | ヨーロッパ産スプルース響板による木質的な温かさと繊細な透明感 |
| 現在の株主 | 中国・パールリバー・ピアノグループ(現役製造継続中) |
シンメルのピアノは1885年の創業以来、多くの音楽家が愛用してきました。しかし、日本ではあまり知られていないブランドでもあります。
日本のピアノ市場はヤマハ・カワイの2社が圧倒的なシェアを持ち、欧州ブランドの流通量は限られます。そのためシンメルを「ドイツ最大のメーカー」と知っている買取業者は少なく、知識のない業者に依頼すると「聞いたことがない海外メーカー」として扱われ、本来の価値を大きく下回る査定になることがあります。
「シンメルのピアノを持っているが、何社かに問い合わせたら『取り扱えない』と断られた。本当に売れないのか不安だった」
(シンメル所有者の実際の声)
「取り扱えない」という業者が多い理由は、知識・販路の不足です。シンメルの価値を理解し欧州向け・愛好家向けの販路を持つ業者であれば、適正価格での査定が可能です。
| モデル名 | タイプ | 特徴 | 買取時の評価 |
| 112B(ランプ付き・木目) | アップライト | シンメルを代表するバロック様式モデル。譜面台横にクラシカルなランプ付き。猫脚デザイン。1978〜1990年代製造の個体が多い | ★★★★★ 最高人気 |
| 112(標準・黒) | アップライト | 高さ112cmのスタンダードモデル。小型ながら国産130cm台に劣らない音質 | ★★★ 安定需要 |
| 118・120シリーズ | アップライト | 中型アップライト。深みある響きが特徴 | ★★★ 安定需要 |
| グランドピアノ各種 | グランド | 欧州のコンサートシーンでも使用実績あり | ★★★★ 高評価 |
112Bランプモデルは特に需要が高い:
バロック様式の逸品で、柔らかな光を灯すランプがついており、幻想的な雰囲気の中での演奏を楽しめます。ワイマールやルーマニア王室御用達であった優れた芸術性とともに、小型ながらハンドメイドならではの豊かなボリューム感と本格的なタッチが魅力的です。インテリアとしての価値も高く、愛好家からの引き合いが継続的にあります。
| モデル・状態 | 買取相場目安 | ポイント |
| 112B ランプ付き木目(良好状態) | 数十万円〜 | 愛好家・インテリア志向の需要が高く競合少ない |
| 112 標準モデル(良好状態) | 数万円〜数十万円 | 欧州向け販路があれば国内相場より高評価になる場合あり |
| 118〜120シリーズ(良好状態) | 数万円〜数十万円 | 状態が重要。調律・整調の実施状況が査定に影響 |
| 難あり・長期放置 | 要相談 | まず状態を業者に確認。修繕費が発生する場合あり |
シンメルのアップライトピアノは、天屋根内側フレームに型番と製造番号が刻印されています。グランドピアノは大屋根内部フレームの高音部右側に記載されています。「112B」「112」など、型番がわかれば査定の精度が上がります。
