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最終更新日:2026年4月
この記事のポイント
・アポロピアノは廃業していない。現在も製造中の国産メーカーです
・買取で損しやすい理由は「メーカー名の知名度の低さ」
・SSSシリーズなど一部モデルは特に評価が高い
・専門業者以外では正しく査定されないケースが多い
「アポロピアノ」は、静岡県浜松市の東洋ピアノ製造株式会社が製造・販売するブランドです。「廃業した古いメーカー」と思われることがありますが、これは誤りで、現在も製造を継続している国産ピアノメーカーです。
創業は1948年(昭和23年)。ヤマハと河合楽器で技術を修業した石川隆己氏が設立し、その後の30年でヤマハ・カワイに次ぐ国内第3位のメーカーにまで成長しました。現在も浜松市で製造を続けており、新品の価格帯は70万円台〜となっています。
| 項目 | 詳細 |
| 製造会社 | 東洋ピアノ製造株式会社 |
| 所在地 | 静岡県浜松市(ピアノの産地として有名なエリア) |
| 設立 | 1948年(創業者はヤマハ・カワイで技術を修業) |
| 国内シェア | ヤマハ・カワイに次ぐ第3位(全盛期) |
| 現在の状況 | 現在も製造継続中(廃業ではない) |
| 新品価格 | 70万円台〜 |
アポロピアノのオーナーから、こんな悩みが寄せられることがあります。
「アポロという名前を伝えると、業者に『知らない』と言われた」
「ヤマハやカワイじゃないから、値がつかないと言われた」
「査定に来た人がアポロのモデルを調べていて、時間がかかった」
これらの問題はすべて同じ原因に行き着きます。ヤマハ・カワイの取り扱いに特化した業者が、アポロの知識・販路を持っていないからです。
国内第3位のメーカーとはいえ、ヤマハ・カワイと比べると流通量は少なく、多くの業者は「ヤマハかカワイ以外は専門外」です。一方、アポロを含む複数メーカーに精通した業者であれば、適正価格で査定できます。
アポロ独自のSSS機構(スライド・ソフト・システム)を搭載したアップライトピアノが、査定でもっとも高い評価を受けるシリーズです。
通常のアップライトピアノは、左ペダルを踏むとハンマーが弦に近づくだけですが、SSSはグランドピアノと同様にアクション全体がスライドする仕組みです。これにより、一般的なアップライトの約1.5倍の有効打弦回数を実現しています。
SSSシリーズは「アップライトでグランドに近い演奏ができる」として、ピアノ専門家の間での評価が高く、中古市場でも継続的な需要があります。買取査定においても、SSSシリーズは同サイズの一般モデルより有利です。
| モデル名 | 特徴 | 買取時の評価 |
| SSSシリーズ各種 | SSS機構搭載・グランドピアノに近いタッチ | ★★★★★ 高評価 |
| SR551・SR560 | マホガニー外装・レンナー社製ハンマー使用上位モデル | ★★★★ 高め |
| AS300 SPECIAL | 高さ130cm・ウォルナット外装・大型モデル | ★★★ 標準 |
| A350 | 象牙鍵盤仕様(希少)・レンナー社製ハンマー | ★★★★ 高め |
| RU388W・その他標準モデル | 一般的なアップライトピアノ | ★★ 状態次第 |
※評価はあくまで目安です。状態・製造年・付属品の有無により実際の査定額は変動します。
査定を依頼する前に、以下を確認しておくと手続きがスムーズです。
製造番号から製造年の目安を調べることができます。アポロは東洋ピアノ製造の公式サイトでも確認可能です(一部モデル)。
| タイプ | 製造年目安 | 状態が良い場合の目安 | 注意点 |
| SSSシリーズ(アップライト) | 1980〜2010年代 | 数万円〜数十万円 | 専門業者なら高評価になりやすい |
| 上位モデル(SR・AS等) | 1975〜2000年代 | 数万円〜 | 状態が良ければ評価されやすい |
| 標準アップライトモデル | 1970〜2000年代 | 数千円〜数万円 | ヤマハ・カワイより低い傾向あり |
| グランドピアノ | 要確認 | 状態次第で幅広い | グランドは専門業者に依頼を |
アポロの買取価格は、ヤマハ・カワイと比べると中古市場での流通量が少ない分、業者の知識と販路によって大きな差が出やすいのが特徴です。「ヤマハかカワイ以外は扱わない」業者に依頼すると、本来の価値より低く査定されるリスクがあります。
