カワイKG-2の買取相場はいくら?旧主力グランドピアノの実勢価格と査定のコツ

カワイKG-2の買取相場はいくら?旧主力グランドピアノの実勢価格と査定のコツ

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最終更新日:2026年5月

 


このページのポイント

・KG-2の買取相場:20,000〜150,000円が目安(状態・搬出条件で大きく変動)

・KGシリーズは1970年代〜1995年のRXシリーズ発売まで「カワイグランドの主力」だった

・KG-2Cで160,000円の買取実績あり(製造直後の状態の良い個体)

・「カワイトーン」の原点として根強い需要。ただし現行GLシリーズ・旧RXシリーズより相場は低い

 

カワイ KG-2 とはどんなピアノか

KGシリーズは、カワイ独自の音「カワイトーン」に磨きをかけ、カワイが目指すグランドピアノのベーシックモデルを1970年代から1995年のRXシリーズ発売まで長期間にわたって担い愛されたシリーズです。KG-2はその中でもコンパクトな「2型」と呼ばれる奥行き178cmの家庭用グランドピアノです。

 

グランドピアノとしての基本的な構造を持ちながら、家庭設置を意識したサイズ設計がされており、当時のカワイのエントリーグランドとして多くの家庭・ピアノ教室・音楽学校に導入されました。

 

項目 詳細
奥行き 178cm(「2型」=家庭用コンパクトグランドとして設計)
製造時期目安 1970年代〜1990年代前半(KG-2Cなど複数世代あり)
シリーズの位置づけ カワイグランドの主力ライン(RXシリーズ登場・1995年まで)
後継モデル RXシリーズ(プロフェッショナルグレード)・GLシリーズ(エントリー)
音色の特徴 「カワイトーン」の原点。柔らかく温かみのある音色
買取実績 KG-2Cで160,000円(ピアノ買取センター掲載実績)

 

KG-2 の世代別特徴

KGシリーズは長期間製造されたため、複数の世代(KG-2→KG-2A→KG-2B→KG-2C)があります。末尾のアルファベットが後になるほど製造年が新しく、状態の劣化も少ないため査定面で有利になる傾向があります。

 

型番 製造時期目安 買取相場目安
KG-2(初期) 1970年代前半 20,000〜60,000円
KG-2A・KG-2B 1970年代後半〜1980年代 40,000〜100,000円
KG-2C(最終世代) 1980年代後半〜1990年代前半 60,000〜150,000円

 

※KG-2Cで160,000円の買取実績(状態良好・搬出条件良好な個体)。上記は目安です。

 

KG-2の買取相場(コンディション別・2025年データ)

 

コンディション 響板の状態 買取相場(搬出費考慮前) ポイント
美品(調律・整調済み) 割れ・亀裂なし 80,000〜150,000円 KG-2Cの後期型なら最高額圏
良品(経年感あり・調律済み) 割れ・亀裂なし 40,000〜80,000円 響板状態が評価の核心
並品(調律未実施・使用感あり) 軽微なひびあり 20,000〜40,000円 修繕費・調律費が差し引かれる
難あり(響板大きな割れ・大損傷) 割れ大 〜20,000円または費用発生 搬出費が差し引かれると手残り少

 

「カワイトーンの原点」として中古需要が継続する理由

KGシリーズは「カワイトーン」と呼ばれる独自の音色を確立したモデルとして、カワイを好む演奏家・音楽教師の間で今も根強く評価されています。

 

「KGシリーズはRXシリーズが出るまでカワイグランドの代表格でした。グランドピアノならではの響きとタッチによる繊細な表現ができるので、中古市場でとても高い人気があり、製造から長い期間が経っていても中古市場ではそれほど値段が下がりません」

(ピアノ買取査定情報局より)

 

また、製造から30〜50年が経過した現在でも「昭和時代の良質な木材で作られたグランド」として需要が継続しており、定価の2〜3割程度の買取が実現するケースもあります。

 

KG-2固有の査定チェックポイント

 

① 型番の世代を確認する(KG-2 / 2A / 2B / 2C)

型番のアルファベット部分が後になるほど製造年が新しく、査定で有利です。大屋根内部フレームまたは鍵盤蓋裏側に型番が刻印されています。

 

② 響板の状態確認(旧型グランド最重要ポイント)

大屋根を開けて懐中電灯で内部を照らし、弦の下の響板(木製の板)に割れ・亀裂がないかを確認します。KG-2は製造から30〜50年が経過しているため、響板の確認が最重要です。

 

③ 搬出費込みの「実際の手取り額」を確認する

KG-2は奥行き178cm・重量300kg程度のグランドピアノのため、搬出条件によって追加費用が発生します。2階以上の場合は30,000〜80,000円の追加搬出費が差し引かれることがあります。「搬出費込みの最終手取り額」を業者に確認してください。

 

④ KGシリーズを扱う業者を選ぶ

KGシリーズは現行モデルではないため、知識がない業者では低評価になることがあります。「旧型カワイグランドの取り扱い実績がある」業者に依頼することが重要です。

 

KGシリーズ・現行カワイグランドとの相場比較

 

モデル 奥行き 時代 買取相場目安(良品)
KG-2(このページ) 178cm 旧型(1970〜1990年代) 40,000〜80,000円
KG-3(大型版) 186cm前後 旧型(1970〜1990年代) 60,000〜120,000円
GL-10(現行エントリー) 153cm 現行 250,000〜350,000円
GL-30(現行ミドル) 166cm 現行 320,000〜450,000円
RX-1(旧プロ・161cm) 161cm 旧型(〜2009年) 280,000〜450,000円

 

KG-2はKG-3より小さく(178cm vs 186cm)、現行GLシリーズ・旧RXシリーズより相場が低くなります。一方でGLシリーズより大きなサイズのため、音量・低音の豊かさの面では優れており、KGシリーズを好む購入者層からの需要が継続しています。

 

よくある質問(KG-2)

Q. KGシリーズは現在も需要がありますか?
はい。「昭和時代の良質な木材で作られたカワイグランド」として、国内の音楽家・ピアノ教師・中古購入者から継続的な需要があります。製造から長い期間が経っていても定価の2〜3割程度で買取されるケースがあります。
Q. KG-2Cと初期KG-2では査定額にどのくらい差がありますか?
同状態の比較ではKG-2Cの方が30,000〜60,000円程度高くなります。製造年が新しく部品の劣化が少ないためです。
Q. KG-2と現行GL-10(同程度のエントリーグランド)、どちらが高く売れますか?
現行GL-10の方が大幅に高くなります(250,000〜350,000円 vs 40,000〜80,000円)。製造年の新しさと現行設計の差が大きいです。ただしKG-2が非常に良好な保管状態で響板に問題がない場合は差が縮まることがあります。
Q. 響板に細かいひびがありますが、売れますか?
細いひびであれば音への影響が限定的なことが多く、査定の対象になります。ただし幅・深さによって減額幅が異なります。写真を業者に送って事前確認することをおすすめします。

 

 

ピアノを高く売るための5ステップ

ピアノを高く売るための5ステップ

     

  1. 型番・製造番号を確認する

    アップライトは天屋根内部のフレーム右上、グランドは大屋根を開けてフレーム高音部右側に記載されています。型番があることで、相場の確認と業者への伝達がスムーズになります。
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  3. 外装を清掃する

    乾いた柔らかい布で表面のホコリを拭き取ります。ピアノ専用クリーナーを使う場合は塗装を傷めないよう注意。視覚的な第一印象は査定額に影響します。
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  5. 付属品を揃える

    ピアノ用椅子・保証書・カバー・ヘッドフォン(サイレントモデルの場合)を揃えておきましょう。なくても査定は受けられますが、あれば加点要因になります。
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  7. 複数業者に同時査定を依頼する

    同じピアノでも業者によって査定額に20,000〜50,000円の差が生じることがあります。1社で決めず、最低2〜3社に依頼しましょう。一括査定サービスを使えば1回の申し込みで複数業者に依頼できます。
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  9. 搬出経路を事前確認する

    2階以上・エレベーターなし・搬出通路が狭い場合は事前に業者に伝えましょう。搬出費用が買取額から差し引かれる場合があり、事前確認が最終的な手取り額を左右します。